EXILE(エグザイル)は、2001年に結成された日本を代表するダンス&ボーカルグループです。
「Choo Choo TRAIN」や「Ti Amo」「Rising Sun」など数々のヒット曲を生み出し、世代を超えて愛されてきました。
本記事では、EXILEの歴史を第一章から第四章まで時系列でわかりやすく解説します。
さらに、代表曲や派生ユニット、最近の活動までをまとめ、初心者の方でもEXILEの魅力を理解できる内容にしつつ、最後にはファン目線での楽しみ方も紹介しているので、これからEXILEを知りたい方も、長年のファンの方もぜひチェックしてみてください!
EXILEとは?
EXILE(エグザイル)は、2001年に結成された日本を代表するダンス&ボーカルグループです。
もともとは「J Soul Brothers」として活動していたHIROを中心に、ATSUSHIとSHUNをボーカルに迎えて新たな形でスタートしました。
LDHの原点にあたる存在であり、その後の「EXILE TRIBE」へと広がっていく大きな流れを生み出したグループでもあります。
最大の特徴は、歌を担当するボーカルと踊りを担当するパフォーマーが明確に役割分担されていること。
このスタイルは日本の音楽シーンにおいて「ダンス&ボーカル」という新しいジャンルを確立し、多くの後輩グループに受け継がれていきました。
メンバー構成の変遷はどうなっている?
EXILEはその歴史の中で、いくつかの大きな転換期を迎えており、ファンの間では「第一章」「第二章」といった呼び方で時代ごとに区切られ、それぞれに独自のカラーを持っています。
第一章(2001〜2006)
結成当初は、ボーカルのATSUSHIとSHUNを中心にした6人組でした。
代表曲「Your eyes only」や「Choo Choo TRAIN」でブレイクし、都会的かつ爽やかなイメージを確立。
特に「Choo Choo TRAIN」はダンスの振り付けも含めて社会現象となり、EXILEの名を一気に世に広めました。
第二章(2006〜2009)
2006年にSHUNが脱退し、新たにTAKAHIROが加入します。
この出来事はグループにとって大きな転換点であり、AKIRAら新しいパフォーマーも加わり、より力強いステージへと進化したと言えるでしょう。
この時期の代表曲「ただ…逢いたくて」「Ti Amo」は、大人のラブソングとして幅広い層に支持され、EXILEが単なるダンスグループではなく「国民的アーティスト」へと成長するきっかけになりました。
第三章(2009〜2013)
メンバー数が一気に14人となり、EXILE史上最大規模の編成が誕生します。
大人数ならではの圧巻のパフォーマンスで「24karats」シリーズや「Rising Sun」を次々とヒットさせ、ライブ動員数も日本トップクラスへ。
震災復興を支援するチャリティー活動「Rising Sun Project」も展開し、音楽を通じた社会貢献の姿勢が注目されました。
第四章(2014〜現在)
2014年、EXILEは新たな局面を迎えます。
EXILEがより象徴的存在となるように、オーディションを経て 岩田剛典、白濱亜嵐、関口メンディー、世界、佐藤大樹 が新たに加入。
EXILEは大人数体制を維持しつつも、若いエネルギーを取り込み、再び進化を遂げました。
その後、長年グループを支えてきた MATSU・USA・MAKIDAI が卒業し、世代交代が一層鮮明になります。
さらに、KEIJI(黒木啓司)が勇退し、中心メンバーの一人だった ATSUSHIもグループを離れるという大きな出来事もありました。
パフォーマーの関口メンディーが卒業する一方で、2020年にはATSUSHIが復帰を果たし、ファンを大きく沸かせましたが、ATSUSHIが病気となり、活動はしばらく停止状態に。
2025年、ATSUSHIが完全復活して活動を本格的に再開しましたが、同時期に岩田剛典や白濱亜嵐が自身の活動に専念するためEXILEを卒業し、グループは再び新たな形へとシフト。
加入と卒業を繰り返しながらも、EXILEは常に活動を続け、時代ごとの最適な形を探り続けています。
その柔軟さと進化こそが、20年以上第一線で走り続けてきた理由と言えるでしょう。
EXILEの代表曲は?
EXILEといえば、数々のヒット曲が思い浮かびます。
EXILE初心者がまず押さえておきたいのは「Choo Choo TRAIN」「Ti Amo」「Lovers Again」「Rising Sun」といった楽曲でしょうか。
これらはライブや音楽番組でも定番として披露され、世代を超えて愛され続けています。
楽曲ごとに時代のEXILEらしさが表れており、歴史を振り返る入口としてもおすすめです。
EXILEの特徴はなに?
EXILEの魅力は、何よりも圧倒的なパフォーマンス力にあります。
ボーカルの歌唱力と、パフォーマーのシンクロしたダンスが合わさることで、ステージは一つの総合芸術のような完成度を誇っており、生のライブパフォーマンスは圧巻です。
また、復興支援ソング「Rising Sun」に代表されるように、社会的なメッセージを込めた活動にも積極的であり、単なるエンターテインメントにとどまらず、音楽を通じて人々を勇気づける存在であることも特徴だと言えるでしょう。
エグザイル系派生ユニットと継承について調査!
EXILEはひとつのグループにとどまらず、後輩グループの誕生を導く「源流」のような役割を担ってきました。
たとえば、元J Soul Brothersのメンバーを中心にした EXILE THE SECOND、EXILEの系譜を受け継いで大ヒットを飛ばす 三代目 J SOUL BROTHERS、さらに若手中心の GENERATIONS や THE RAMPAGE など、現在のLDH TRIBEへと広がっていく流れはすべてEXILEから始まっています。
EXILEの最近の活動は?
グループとしてのEXILEは今も精力的にライブを開催しています。
2025年の春には全国アリーナツアー「WHAT IS EXILE」を開催し、秋には新曲「Get-go!」をリリース。
さらに年末には「THE REASON」と題したドームツアーも予定されており、グループとして大規模な活動が続いていますし、台湾で初のファンミーティングも実施して、海外でのファン層拡大にも挑戦している様子が見られます。
さらに、各メンバーは個人として俳優業やモデル、ソロアーティストとして活動の場を広げており、マルチに活躍する姿が見られ、EXILEとしての存在感を守りながら、それぞれが独自のキャリアを築いているのも現在の特徴です。
EXILEのファン目線の楽しみ方を紹介!
まだEXILEに触れたことない方でも、一歩踏み込んでみるとEXILEの楽しみ方はさらに広がります。
第一章から第四章まで、それぞれの時代で楽曲やライブ演出に大きな変化があり、章ごとに追っていくと「EXILEの成長物語」を体感できますし、推しメンバーのキャリアを長いスパンで追いかけるのも大きな魅力の1つだと言えるでしょう。
さらに三代目やGENERATIONSといった後輩グループを知ることで、EXILE TRIBE全体のつながりを楽しめるようになります。
ファンにとっては、EXILEをきっかけにLDH全体の世界観に触れることができるのです。
EXILEの歴史まとめ|第一章から第四章までの歴史やメンバー変遷・代表曲まで徹底解説! まとめ
EXILEは2001年の結成以来、第一章から第四章まで世代交代を繰り返しながらも進化を続けてきました。
ATSUSHIやTAKAHIROの歌声、パフォーマー陣の圧巻のダンス、そして派生ユニットや後輩グループの誕生を通じて、日本の音楽シーンに「ダンス&ボーカル」というスタイルを定着させた存在です。
2025年も、全国ツアーや新曲リリース、海外ファンミーティングといった活動を積極的に展開し、グループとしても個人としても常に挑戦を続けています。
EXILEを入り口にすると、三代目やGENERATIONSなどのEXILE TRIBE全体の広がりを楽しめるのも大きな魅力です。
初心者にとっては「まず知るべき入門グループ」として、ファンにとっては「歴史を共に歩んできた存在」として、EXILEは今なお特別な輝きを放っています。
これからも時代とともに変化しながら、多くの人を魅了し続けていくでしょう!
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