三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(通称:三代目JSB)は、2010年に誕生して以来、日本の音楽シーンを代表する存在として数々のヒット曲を生み出してきました。
「R.Y.U.S.E.I.」に象徴される圧倒的なパフォーマンスや、心を揺さぶるバラードは世代を超えて支持され、ドームツアーやスタジアム公演を実施するまでに成長しています。
さらに、メンバー個々が俳優・ソロアーティスト・モデルなど多方面で活躍していることも大きな魅力です。
本記事では、三代目JSBの結成背景からブレイクの軌跡、最新の活動までを詳しく紹介し、ファンネームに込められた思いや、彼らが築いてきたファンとの絆にも触れながら、その歩みと魅力を余すことなく解説していきます。
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEとは?
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEは、2010年に誕生した7人組のダンス&ボーカルグループです。
所属はLDH JAPANで、社長のHIROさんが手がける「新世代のJ Soul Brothers」として結成され、デビュー以来数々のヒット曲と圧倒的なパフォーマンスで日本の音楽シーンを牽引してきました。
グループの魅力は、力強くも繊細なボーカルと、キレのあるダンスが融合したステージ。
さらに、メンバー一人ひとりが俳優やソロアーティスト、モデルなどとしても活躍し、エンターテインメントの枠を超えて存在感を放っています。
三代目JSB結成の背景とデビューについて解説!
三代目JSBの歴史は、EXILEと深くつながっています。
2009年に二代目J Soul BrothersがEXILEに合流したことでグループは一度区切りを迎えました。
その翌年、HIROさんが「新しい世代を担うJ Soul Brothersをつくろう」と決意し、三代目のプロジェクトが始動します。
パフォーマーには、EXILEと兼任するNAOTOさんと小林直己さんがリーダーとして任命され、劇団EXILEとして活動していたELLYさんと山下健二郎さんが加入しました。
そして、NAOKIさんが岩田剛典さんをスカウトして加入した後、「VOCAL BATTLE AUDITION 2」で選ばれた今市隆二さんと登坂広臣さんがボーカルとして加わり7人の新生J Soul Brothersが誕生したという歴史があります。
その後、2010年11月に、シングル「Best Friend’s Girl」でデビュー。
この切ないラブソングは、世代を超えて多くの人の心をつかみ、デビュー曲ながら強い印象を残しました。
翌2011年には「FIGHTERS」で初のオリコン1位を獲得。
勢いに乗ったグループは2012年に「花火」をリリースし、夏を彩る名曲として一気に知名度を高めました。
JSB3が国民的グループへと飛躍したきっかけは?
三代目JSBが大きな飛躍を遂げたのは2014年のことです。
シングル「R.Y.U.S.E.I.」をリリースすると、そのキャッチーなメロディとエネルギッシュなダンス、そして「ランニングマン」が話題を呼び、一躍社会現象となりました。
この曲で彼らは日本レコード大賞を受賞し、名実ともにトップアーティストの仲間入りを果たします。
翌2015年には「Unfair World」で二年連続のレコード大賞受賞を達成すると、数年の間に「O.R.I.O.N.」「Summer Madness」などのヒット曲も次々に生み出し、ライブではドーム公演を成功させるまでに成長したことで、三代目JSBは「国民的グループ」と呼ばれる存在になっていました。
三代目メンバーは個人活動でも活躍している?
2017年以降は、メンバーそれぞれの活動も本格化していきます。
今市隆二さんと登坂広臣さんはソロアーティストとしてツアーを行い、自分の音楽を表現する場を広げました。
岩田剛典さんは俳優として数々の映画やドラマに出演し、現在は俳優の中でも高い人気を誇っています。
小林直己さんは海外作品に挑戦し、国際的に活動の幅を広げ、NAOTOさんはファッションやバラエティ番組で活躍。
ELLYさんは「CRAZYBOY」名義でラッパーとして精力的に活動していますし、山下健二郎さんは朝の情報番組「ZIP!」やラジオパーソナリティとして存在感を放っています。
三代目の10周年から現在にかけての活動は?
2020年、三代目JSBは結成10周年を迎えました。
コロナ禍で活動の制約があった時期でもありましたが、彼らはオンラインライブなど新しい形でファンとつながり続け、2021年にはベストアルバムをリリースし、全国ツアーを開催。
これまでの軌跡を振り返りながら、新たなステージへと踏み出しました。
近年は「STARS」「TONIGHT」などの楽曲を発表し、ダンス&ボーカルの枠を超えた表現に挑戦しており、個人の活躍とグループの活動を両立しながら、三代目JSBは常に進化を続けています。
そして2025年、グループは再び大きな挑戦に踏み出しました。
結成15周年を目前に控えるタイミングで、スタジアムライブを開催。
こうした挑戦は、三代目JSBが今なおトップアーティストとして走り続けている証です。
個々の活動とグループ活動を柔軟に両立しながら、彼らはこれからも新しい景色を見せてくれることでしょう。
三代目JSBのメンバー紹介と代表曲!
- NAOTO:リーダー兼パフォーマー。EXILE兼任。ファッションやバラエティでも活躍。
- 小林直己:リーダー兼パフォーマー。EXILE兼任。海外での俳優活動や、趣味の紅茶関連の仕事も展開。
- ELLY:パフォーマー。ラッパー「CRAZYBOY」としても活動。振付や演出も手がける。
- 山下健二郎:パフォーマー。テレビやラジオで幅広く活動。
- 岩田剛典:パフォーマー。俳優としても映画・ドラマに多数主演。
- 今市隆二:ボーカル。ソロとしても全国ツアーを行い、自身の音楽を追求。
- 登坂広臣(ØMI):ボーカル。プロデューサーとしても活動の幅を広げる。
主な代表曲
- 「Best Friend’s Girl」(2010年)
- 「花火」(2012年)
- 「R.Y.U.S.E.I.」(2014年、日本レコード大賞受賞)
- 「O.R.I.O.N.」(2014年)
- 「Summer Madness」(2015年)
- 「Unfair World」(2015年、日本レコード大賞受賞)
三代目 J SOUL BROTHERSのファンネームはなに?
三代目 J SOUL BROTHERSの公式ファンネームは「MATE」です。
OMI(登坂広臣)さんは2022年11月のインタビューで、MATEには「ソウルメイト(soul mate)というところから来ている」という思いを込めていると語っています。
単なる「ファン」ではなく、同じ目線で並走してくれる「仲間」として呼びかけたい――その姿勢が、この呼称に表れています。
実はこの「MATE」というのは、OMIさんファンのことを指していたようです。
それがある日、CLという、LDHグループ専用の配信サービスで「三代目のファンネーム」を決めようとなった際に、グループ全体のファンネームに変わったのだとか。
誰からも案が出ない中で、リーダーのNAOTOさんが、「臣ってなんかあったよね?」と話を振ったところから、MATEというワードが出て、メンバーの中でもしっくりきたようです。
ただ、もともとOMIさんのファンだった人にとっては、ちょっと複雑な気持ちもあったみたいですね。
それでも今では、ライブやメディアでのメッセージでも「MATE」という呼びかけが用いられ、会場や配信越しに一体感を生む合言葉として定着しています。
デビュー当初からの支えも、近年ファンになった方の参加も、等しく「仲間」として迎え入れる――三代目JSBが大切にしてきた関係性を象徴する言葉がMATEです。
ファン目線で感じる三代目JSBの魅力
三代目JSBの魅力は、圧倒的な歌とダンスだけではありません。
ライブでの一体感、ファンネーム「MATE」に象徴される仲間意識、そしてメンバーそれぞれの人柄や成長を間近で感じられるところに、多くのファンが惹きつけられています。
曲ごとに違う表情を見せるパフォーマンスや、ステージMCでの飾らない言葉は、まるで友人や家族のように距離を縮めてくれますし、三代目を応援すること自体が、日常の励みや喜びになっているということこそがファンにとっての最大の魅力です。
ライブで生まれる圧倒的な一体感
ドームやスタジアムでのライブでは、数万人の観客が一斉に声を合わせ、曲に合わせて体を揺らすことが定番です。
代表曲「R.Y.U.S.E.I.」のランニングマンや、伝説のライブ”ECHOES OF DUALITY”のラストソングである「BLAZE」でのぶち上りは、ファンにとって忘れられない瞬間となっています。
メンバーの人柄と素顔
ステージ上で見せる華やかな姿だけでなく、MCでのユーモアやSNSでの飾らない表情も三代目の魅力です。
真剣さとおちゃめさ、その両方を知ることで「応援していて良かった」と思える瞬間が数多くあります。
ファンネーム「MATE」に込められた思い
ファンは「MATE」と呼ばれ、仲間として迎え入れられています。
ライブでの「MATE!」という呼びかけは、メンバーとファンの距離を一気に縮める魔法のような言葉です。
同じ時を共に歩んでいるという実感が、三代目の応援を特別なものにしています。
三代目 J SOUL BROTHERS完全解説 まとめ
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEは、2010年の結成からこれまで、数々のヒット曲と迫力あるパフォーマンスで日本の音楽シーンを牽引してきました。
デビュー曲「Best Friend’s Girl」の切ない旋律から、「R.Y.U.S.E.I.」で巻き起こした社会現象、そしてスタジアム公演の決定に至るまで、その歩みは常に挑戦と進化の連続で、今でも歩みを止めません。
彼らの魅力は音楽やダンスの完成度の高さだけではなく、ライブで生まれる一体感や、ファンネーム「MATE」に象徴される仲間意識、そしてメンバー一人ひとりの個性や人間味が、ファンを強く惹きつけ続けています。
ステージでの華やかな姿と、SNSやMCで見せる飾らない一面。
そのギャップもまた、多くの人を魅了してやまない理由の一つです。
さらに、ソロ活動や俳優業、モデル活動など、個々のフィールドで光を放つ姿も、グループの魅力を広げています。
誰か一人を応援しても、最終的には「三代目」という大きな輪につながっていく――そんな楽しみ方ができるのも、このグループならではの特徴でしょう。
これまで支えてきたMATEはもちろん、これから三代目に出会う新たなファンにとっても、彼らの音楽と物語は心を動かす大きな力になり続けるはずです。
これからの三代目 J SOUL BROTHERSがどんな景色を見せてくれるのか。MATEとともに、その未来を楽しみに待ちたいと思います!
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